佐藤摩弥(28=川口)が、19年山陽・特別G1共同通信社杯プレミアムカップ以来、久しぶりのG1優出を果たした。

準決勝戦10Rは得意のスタートを決めると、3周1角で逃げる高石光将をとらえた。5周3角で早川清太郎にさばかれたが、2着に粘った。「暖かいのでエンジンも変わった。スタートが行けたので良かった。とりあえずリングだけ交換」。

今シリーズは2日目にシリンダーを換えて、2月浜松SG全日本選抜より動きが良化した。「SGとG1でレースは違うけど、自信を持ってレースにいけている。展開を作らないと勝ち目がない。自分のやることをやって、車券に絡みたい」。

G1初制覇へ、12R優勝戦はスタート速攻で勝利の女神をたぐり寄せる。