松浦悠士(30=広島)が執念の追い込みを決め、2月高松に続いて今年3度目、通算9度目のG3優勝を果たした。地元・広島バンクでのG3制覇は、初優勝だった18年12月以来2度目。

レースは太田竜馬が取鳥雄吾-岩津裕介を引き連れ打鐘前2角から一気に飛び出して先制。4番手に黒沢征治-和田健太郎が入る。最終ホーム5番手の清水裕友-松浦悠士がまくると、これに合わせて黒沢もまくり、清水は外に浮く。さらに取鳥も番手まくりを放ち前団は大混戦に。だが、松浦は最終2センターで冷静に清水の内に入ると、初Vを狙った取鳥を直線だけで抜き去った。

2着は取鳥、3着は黒沢に続いた和田が入った。

2車単(3)(8)1320円。3連単(3)(8)(1)6390円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)