1枠篠崎元志(35=福岡)が人気に応えて逃げ切り、2月の当地戦以来、今年2度目の優勝を決めた。

スタートはほぼ横一線の態勢から、篠崎が先マイを決め、差した山一鉄也と握った高倉和士を寄せ付けずに快勝した。2着は高倉、3着には道中で山一に競り勝った西山貴浩が入った。

レース後のウイニングランで、ファンの声援にガッツポーズで応えた篠崎は「エンジンの裏付けがないし、コンディションも最悪の中、いいスタートが行けたし、優勝できてほっとしました」と振り返った。

25日からは再びSGオールスターで若松に帰ってくる。「もっといいエンジンを引いて、活躍できるように頑張ります」と力強く締めくくった。