5R終了後に121、122期の新人選手紹介がバンク内で行われた。初めて地元ファンの前に立った後藤大輝(21=福岡)、橋本陸(25=福岡)、池上あかり(22=福岡)の3選手は緊張しながらも力強くデビュー戦に向けての意気込みを口にした。

養成所を39位で卒業した後藤大輝が「自分は地足タイプなので長い距離を踏むことを意識して先行で勝っていきたい」と決意表明。本格デビューとなる来月10日からの奈良に向けて「完全優勝できるように」と意気込んだ。

45位で卒業の橋本陸は持ち味の持久力を生かしてアマチュア時代は国体団体追い抜きで優勝するなど実績を残した。「持久力には自信があるので、しっかり長い距離を踏めるように。しっかり活躍して久留米競輪場をお客さんでいっぱいにしたい」と大きな目標を口にする。

ガールズ122期の池上あかりは、在所成績5位と上位で養成所を卒業した。「ファンの前で緊張したけど、本格デビューするんだなってあらためて思った。先輩と走るのは初めて。気持ちを切り替えて少しでもいい着を取れるように頑張りたい」。長所の地足を生かして来月13日からの名古屋でスタートダッシュを決める。