松山将吾(28=滋賀)が逃げ切り、地元びわこでは18年3月以来となる、5年3カ月ぶり2回目の優勝を飾った。

優勝戦12Rは、枠なり3対3。インからコンマ04のトップスタートを決めて軽快に先マイ、バックで後続を突き放した。落合敬一が猛然と追い上げるも2着まで、3着には鶴田勇雄が入った。

「まくられるイメージもあったので、思い切っていこうと思った」と胸をなで下ろした。その裏には、4月の津G1周年で優出1枠を手にしながら、6着大敗した苦い記憶があった。「直前までよぎっていたけど、そのおかげでこの優勝があったと思う」と前を見た。

8月末からはG1戦線が続く。その中には、今年が最後となるプレミアムG1ヤングダービーも含まれている。「結果を出せるように頑張りたい」と決意を固めた。

次節は、21日からの多摩川一般戦を予定。