小西晴己(21=三重)が3場所連続Vを飾った。

今節はS級特昇が懸かっていた。初日は得意のまくりで圧勝したが、準決5Rは同期の河崎正晴に押し切られて2着に敗れ、連勝は7でストップした。ただ、シリーズリーダーの大西貴晃が準決で敗退し、優勝への流れは大きく傾いた。

決勝7Rは2分戦。中部は4車で、小西は新人・棚瀬義大の番手。別線の先頭は、特昇を阻止した河崎だった。

レースは中部勢が前受け。打鐘で河崎-橋本陸がたたいたが、最終ホームで棚瀬が内からすくって主導権を奪い返した。小西は河崎らをさばきながら番手をキープ。河崎も3番手で粘ったが、巻き返す余力はなく、小西が直線で抜け出した。

「番手を固めてくれる人の気持ちが分かって、勉強になった。(打鐘4角で)引いて追い上げようと思ったが、棚瀬さんが仕掛けて、タイミングが合わず、踏み遅れた。最後は残そうとしましたが、未熟さが出ましたね」。勝っても反省の弁が続いた。

「(優勝しても)悔しさはあるが、今の自分の力だと、S級ではまだまだです。また、いちから力を出し切って上(S級)に上がりたい」。次こそ特昇を果たすべく、気持ちは前に向いていた。

次走は14日からの前橋に出場予定だ。