来期からS級に昇級する塩崎隼秀(23=愛媛)がA級準決4Rで圧勝し、決勝進出を決めた。

最終2角から踏み込むと、あっという間に5車をごぼう抜き。2着に5車身差をつけ、力の違いを見せつけた。レース後は「着にはこだわらず、内容重視で走っている。今日は余裕があった」と振り返った。

一昨年4月のプロデビューが、ここ松戸バンクだった。しかし、開催中に体調を崩してしまい、2走(6、6着)して欠場した。「体重が激減して、あれはやばかった」と思い返す。スタートは散々だったが、この2年間でS級切符をつかみ、優勝10度と力をつけてきた。「A級は、これが最後の開催となります。この後は(7月のS級デビューまで)しっかり練習したいんです。力の差は相当あるし、9車も初めて。時間はかかるかもしれないけど、S級でも主導権を取るレースをしたい」と目を輝かせる

当地はデビュー戦以来の出走だった。いみじくも、A級キャリアの最初と最後が同じ舞台となったのも、何かの縁か。途中欠場に泣いたデビュー戦から約2年、ラストは優勝で締めくくる。