S級決勝戦が12Rで争われ、市橋司優人(32=福岡)が5番手から3角まくりを決め、デビュー12年目でS級初優勝を決めた。

レースは天田裕輝-岡本大嗣の関東ラインがSを取りに動き、池田良、保科千春が続く形。これに対し、小倉で練習仲間の市橋-渡辺豪大-嶋田誠也の福岡トリオが構える流れとなった。市橋は打鐘が鳴っても慌てず騒がず3角まで足をためた。逃げる関東勢に3番手から池田が先まくりを放ったが、不発。その上をあっさりまくり、一気に突き抜けた。

市橋は「同じラインでまくって勝った準決のイメージでいけた。池田さんを乗り越えた時に勝てると思った」とレース後は満面の笑みとガッツポーズで喜びを表現した。「共に働きながら支えてくれた妻に真っ先に報告したい。これに満足せず、G3や特別の舞台でも活躍できるよう、自力も含めて前前で攻めていくレースをしていきたい」とさらなる飛躍を誓った。