1枠の鈴木博(55=埼玉)が、地元の意地を見せた。石川真二にインを奪われながらも、2コースから先まくりを決めて、昨年11月の鳴門以来、通算61度目、戸田は7度目の優勝を飾った。道中さばいた横田貴満が2着、岩川仁士が3着に入った。
的確にリカバリーができた。スタート展示から石川真二のピット離れが鋭く、本番もインを奪われた。それでも鈴木は「想定済みでした」と平静を保った。スタートは石川がコンマ09のトップに対し、鈴木は同11の2番手だったが、1Mまでに先制態勢に持ち込んだ。「おれの方が伸びるかなと。あとは北川(幸典)さんにまくられなければ。インは入れなかったけど、結果は1等だったので良かった」。最終日は不安定な強風が吹き、1Rから安定板を使用し、4Rから2周戦に短縮。優勝戦も理想のコースには入れなかったが、あらゆる不安を克服して好結果につなげた。
次走は4月22日からの桐生マスターズチャンピオンに出走予定。「桐生のあとに(フライング)休み。無理はできない。いろいろな闘いがある。でも、弾みは付いたかな」。スタートの葛藤を抱えつつも、ベテラン勢の祭典へ、いい流れをつくった。





















