準優11RのVTRを見るかのようだった。3枠松尾夏海(33=香川)が、再び3コースからまくり差しを決めて、今年初優勝を飾った。スタートはコンマ08と3番手だったが、「全速だったかも覚えていません」くらいの集中度で、1Mは2コース鈴谷一平を押さえながらの差しで抜け出すと、バックでじわじわと差を広げて勝負を決めた。2着はイン石丸海渡、3着は桐本康臣が入った。
複勝率26・9%の49号機は、優勝戦メンバーの中では最も低かったが、仕上がりは抜群だった。準優の5日目は終始安定板を装着していたが、「5日目から足は良かった。今日はほとんど何もしていません」と笑顔で振り返った。自身通算5度目、若松では昨年4月の男女W優勝戦に続く2節連続優勝。そして、混合戦は初めてトップでゴールした。「(混合戦での優勝が)目標だったのでうれしい。これからも頑張ります」とトロフィーを大事に持って引き上げた。





















