山口拳矢(30=岐阜)が勝負強さを見せた。初手で地元勢の後ろを取ると、番手まくりに出た嘉永泰斗の内をすくって抜け出した。G3優勝は9月岐阜以来で通算6度目。2着には嘉永、3着には真杉匠が入った。
スタートの早さがレースの明暗を分けた。「そこが勝負だと思っていた」。7番車で前を取った山口の前に地元勢が入ったことで、チャンスの目は大きく膨らんだ。松本秀之慎が主導権を握ると、別線の気配を察知した嘉永は2角過ぎから番手まくり。「外なり内なり、隙を逃さず行ければと思っていた」。山口は3角から嘉永の内をすくって抜け出した。
2カ月連続のG3制覇で賞金ランクもジャンプアップした。「まだまだ賞金争いに参加できるので良かった」。グランプリ争い最後の大一番、G1競輪祭を前に山口のエンジンが温まってきた。





















