オランダ遠征中の日本代表MF原口元気(29=ハノーバー)が6日、練習前にオンラインで取材対応し、代表での定位置確保を誓った。

チームは5日に、今年初めての活動となる遠征の初日を迎えた。同国ユトレヒトで9日にカメルーン代表、13日にコートジボワール代表と国際親善試合を行う。

原口は「2試合しっかり勝っていくチームをつくっていきたい。強い気持ちを持って、見ている人の元気が出るような試合ができれば」と意気込んだ。

今回は招集メンバー全員が海外組で、移動の負担が少ない中での試合となる。対戦相手のカメルーンとコートジボワールもともにアフリカ勢だが、欧州でプレーしている選手も多い。原口は「相手のコンディションもいいと思いますし、いいテストマッチになると思います」と話した。

今季は所属するハノーバーで開幕から3戦連続で先発し、直近の10月3日のリーグ戦では1得点を挙げるなど、コンディションの良さをみせている。「監督も契約を延長して、自信もってシーズン入れたのが結果につながっている」と分析し「チームでは攻守で関われる、いい役割をもらっている。調子が良く、感覚がいい部分は代表にも持ち込めると思う」と力を込めた。