U-20ワールドカップ(W杯)アルゼンチン大会(5月20日~6月11日)に出場する同日本代表メンバーが11日、ブエノスアイレスに向けて出発した。

出発前に空港で取材に応じた東京MF松木玖生(20)は「非常にワクワクしていますし、このチームで世界で試合をできることを楽しみにしている。ワクワク感が強い」と気持ちを高ぶらせた。

松木は3月に行われたアジア杯で主将を務めた。今大会はまだ言い渡されてはいないというが、自覚は十分だ。「代表に限らず、自チームでチームを引っ張る存在になりたいと思っている。任命されたら変わらずしっかり務めていきたい」と力を込めた。

9日には、最後のメンバーとしてボルシアMG(ドイツ)U-19でプレーするFW福田師王(19)を追加招集することが発表された。2、3年ぶりに一緒にプレーするという福田について「師王の特徴は身体能力の高いポストプレーや裏抜け。うまく動き出してくれるんじゃないかな。師王もドイツに行ってすごく活躍していますし、やるのは久しぶりなんですけど、いいところを取り入れながらチームとして成長していけるように、この大会でいいコンビネーションをしていければいいかな」と共鳴を誓った。

11日に東京を出発したチームは、12日にブエノスアイレス入りし、15日には開催国アルゼンチンとの練習試合を予定している。21日に初戦のセネガル代表、24日に第2戦コロンビア代表、27日に第3戦イスラエル代表と戦う。