陸上男子短距離の山県亮太(27=セイコー)が23日、米フロリダ州のIMG合宿から帰国した。故障や肺気胸などに苦しんだ今年は「経験」の年と語り、東京オリンピック(五輪)がある来年は「歓喜」の年にしたいとした。

国立競技場も完成し、五輪ムードも高まってきている。「走りたい。気持ちも高まってきた」。また日本陸連の強化委員会が男子400メートルリレーで金メダルを取る可能性を上げるために、個人の出場種目を100メートルか200メートルのどちらかに絞るよう要望している件に関しては「考え方としてはありなのではないか」と理解を示した。