東京マラソン財団は28日、都内で会見して東京マラソン（3月1日）の招待選手を発表。日本記録2時間5分50秒を持つ大迫傑（28＝ナイキ）と前日本記録2時間6分11秒を持つ設楽悠太（28＝ホンダ）がともにエントリーした。

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自己記録2時間6分54秒を持つ井上大仁（27＝MHPS）も、オリンピック（五輪）代表3人目を狙っている。

自己記録では大迫、設楽悠に及ばないが、日本記録は十分に射程圏内。速さにプラスして、18年ジャカルタ・アジア大会金メダルの勝負強さも持つ。昨年9月のMGCはまさかの27位。それでも元日の全日本実業団対抗駅伝ではエース区間の4区（22・4キロ）で設楽悠の記録を22秒更新する区間新の1時間3分57秒。怒濤（どとう）の17人抜きで復調をアピールしている。