【山本草太の言葉】「来季の自分への可能性を」誓った最大限、開幕前日に示した覚悟

フィギュアスケート男子の山本草太(26=中京大)が、今季のGPシリーズ初戦に臨みます。

今季は太もも裏の肉離れや腰痛の影響で出遅れ、今月上旬の中部選手権でシーズンイン。これが2戦目となる中、「練習以上を出し切るくらいの気概でやれたら」と気合を入れました。

22日の公式練習後の取材コメントを「山本草太の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス大会>◇22日◇アイスパーク◇公式練習




公式練習後に取材に応じる山本草太(撮影・松本愛香通信員)

公式練習後に取材に応じる山本草太(撮影・松本愛香通信員)


―滑った感触はいかがですか

なかなか調子が良いとは言えない状態なんですけど、そうも言ってられないというか…。「ケガ明けだから」と先生ですら言ってくださる状況ではあるんですけど、そうも言ってられないと思います。来シーズンの自分への可能性を残す上で一戦一戦が大事になると思いますし、点数、ランキング、ポイントも重要なのは自分でも分かっているので。いろいろな状況が重なって、今季は予定構成も低い状況にあるので、点数を計算した時にマックスでも今までよりかなり下がってしまう。今回は取りこぼしやミスが今までよりも許されない構成になっていると思います。で、このスポーツは練習以上ができるというのは、あまり有り得ないんですけど、でも練習以上を出し切るくらいの気概でやれたらなと思っています。

―腰の痛みはないですか。滑り込み不足が、今の状態につながっていますか

そうですね。もうケガは大丈夫なので。練習不足です。シーズンを通して、まだまだ足りていないというのは否めないです。それは感じていますし、ブロック初戦を終えてから、練習は悔いなく、今できる範囲でやれることをやってきたので、そこに悔いはないんですけど、まだまだ時間が足りない。でももう、練習以上のことをやらないといけない場面もあると思うので、しっかり出し切りたいと思っています。

―演技構成は中部選手権と変わらないですか

ショートで4回転1本、フリーで4回転1本。2本にすることも少し考えたんですけど。明日の練習の時間があるので、そこで4回転2本の構成も1度練習をしてみますけど、現状は中部ブロックのままかな、と。ただ、ブロックの構成から1本増やしただけで5点くらい変わってくるので、それも大きいんですけど。でもミスをしてしまうと、4回転1本よりも下がってしまうので、そこはどっちをとるか。自分の現状の調子を見て、冷静に判断しないといけないと思います。そこは先生と相談したり、自分の状況を見たりして判断していきたいですけど、今自分にできることは最大限、1点でも多く出し切りたいというところです。


公式練習後に取材に応じる山本草太(撮影・松本愛香通信員)

公式練習後に取材に応じる山本草太(撮影・松本愛香通信員)


―初戦を終えた後も、体に違和感が出ることはなかったですか

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。