日本が中国を破り、2年ぶり4度目の優勝を飾った。世界ランク1位の王曼昱、2位の孫穎莎が不在の相手に対し、3-2で逆転勝利。カットマンの橋本帆乃香(28=デンソー)が2戦2勝と引っ張った。
第1試合で世界ランク14位の橋本が、3-0(11-9、11-9、11-5)で同10位の陳熠を撃破。第2、3試合は奪われたが、第4試合で同3位の張本美和(18=木下グループ)が3-0(11-6、11-8、11-5)で陳を下すと、最終第5試合で橋本が3-1(12-10、11-3、6-11、11-7)で同4位の王芸迪を破った。
中国メディア「捜狐」は「1人のカットマンが全防線をズタズタに! 中国卓球チームが王座陥落、この『弱点』であと何年苦しむのか?」と速報。橋本について「勝負の行方を決定づけたのは特定のポイントの得失点ではなく、1人のカットマンが、中国チームの全防線を文字通りズタズタに引き裂いたという事実だった」と伝えた。
橋本は今年5月の世界選手権団体決勝でも、中国のサウスポー萠曼から勝利。王国・中国も高い技術力に目を見張っているようで「橋本のカットは、同じスイングのフォームでありながら、強烈な下回転の球もあれば、ほとんど回転していない無回転の球も出すことができる。回転していると判断してラケットの面を被せてループドライブを打てば、無回転の球になってネットにかかる。逆に回転していないと判断してラケットの面を起こして強打すれば、ボールは急激に沈んでアウトになる。読みを間違えたのではなく、もはや読みようがない」と舌を巻いた。
中国勢は世界トップ2の王と孫を除けば、橋本に対して苦杯が続いている。「特定の選手の弱点ではなく、カットマンと対峙した際、育成システムや戦術的準備の全体が機能しなくなっていることを意味している」と厳しく指摘した。
記事の最後には「この弱点で、あと何年苦しむつもりなのだろうか? もし永遠に孫穎莎と王曼昱の尻拭いに頼るだけなのだとしたら、次にまた新たな“橋本帆乃香”が現れた時、我々は一体何をもって勝つつもりなのか?」と投げかけた。


