12月20日に京都市で開催予定の全国高校駅伝の大会事務局は7日、発着点のたけびしスタジアムなどを無観客にすると発表した。沿道での応援自粛も呼び掛けた。

開会式は中止とし、閉会式は簡素化し、会場のハンナリーズアリーナに観客は入れない。

参加資格も発表された。11月29日~12月11日に新型コロナウイルスの陽性が確認された選手は原則、出場できない。チームも保健所から濃厚接触者がいるとされれば、出場できない可能性がある。その場合は、都道府県予選の2位校が都大路に繰り上げ出場となる。

12月12日以降に37・5度以上の熱が出た選手は陽性、陰性に関わらず、レースを走れない。12月6日以降に濃厚接触者とされた選手も同様となる。

また大会は、緊急事態宣言が発令される、京都でのイベントが認められない場合などは中止の検討がされるという。