山田重雄

女子バレーボール、日立の黄金期を築き、世界3冠の監督にも輝いた山田重雄監督
女子バレーボール、日立の黄金期を築き、世界3冠の監督にも輝いた山田重雄監督

名将、知将、闘将…称号数あれど、日本の女子バレーボールで1974年世界選手権、76年モントリオール五輪、77年ワールドカップで金メダル、世界初の3冠監督になったのは、山田重雄のほかにはいない。83年、日本リーグは参加8チームで各3試合ずつ計21試合(3セット先取制)が行われた。山田が率いる日立は、史上初の全試合失セットなしの完全優勝を遂げた。勝敗表には「21勝0敗、得セット63、失セット0」とある。山田は言った。「世界3冠より価値がある」。生沼スミエ、白井貴子、江上由美、中田久美、大林素子、吉原知子ら名選手を指導。その中の1人、中田が2020に向かって全日本を指揮している。

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<バレーボール・1996年3月6日掲載>