どーもです。五輪ゴルフ日本代表の男子が松山英樹プロ、星野陸也プロ、女子が畑岡奈紗プロ、稲見萌寧プロに正式に決まりましたね。毎週火曜日、本紙掲載のレッスン面で登場していただいている今平周吾プロが代表を逃したのは残念ですが、日の丸選手を心から応援したいと思います。今月の筒氏のコラムでは、最後にワンポイントレッスンもありますぜ~! ラウンドレポでここ最近、シャンクを連発するボクをみかねてかもしれませんが、皆さんもぜひ参考にしてみてくださいね~!!


■ゴルフを進化させるなら今がチャンス!

今年はプロの世界も、一般の皆さんも、ゴルフが盛り上がっています。関東ももうすぐ梅雨明け! ゴルフ場も練習場も暑い夏がやってきます。快適な設備で24 時間ゴルフ練習できる「インドアゴルフレンジKz亀戸店」では7&8月入会者全員に『月会費1ケ月分無料 ※3ケ月継続』キャンペーンを実施しています。もちろん、コロナ対策もバッチリ。身体に優しい「電解型次亜塩素酸水」を使用した「クリーン・リフレ」で空間除菌を行っています。安心してスイングからギア選びまでお悩みにお応えします。


■FW(フェアウエーウッド)は「本妻」!?

皆さんは、そろそろドライバー選びが落ち着き始めているころだと思いますが、ドライバーに比べてFW(フェアウエーウッド)を頻繁に購入しているゴルファーは非常に少ないと思います。理由はいろいろあると思いますが、現在使用しているものに比べてハッキリと優位性(買い換える必要)を感じないのが主な理由じゃないかと思います。14 本のクラブの中で、FW は「本妻」的な存在のゴルファーは多いはずです。一方ドライバーは、毎年浮気したくなる「彼女」なのかも知れません(苦笑)


■FWの役割は名前の通りにあらず

FW はその名の通り「フェアウエーから打つ」ウッド。しかし実際は、ティーショットの他に、傾斜地やラフなどUT(ユーティリティー)同様、さまざまなシチュエーションで「遠くに飛ばしたい」クラブ。先日、レンジ試打で多くの人が「メチャクチャ飛ぶ!」「全然曲がらない!」「打った事ないショットが出た!」と話題騒然になったクラブがありました。タイトリストFW メタル「TSi」シリーズは、以前から気になっていて、たまたま全モデルをお借り出来たので「せっかくだからみんなで試打しましょう!」となったのですが…。僕も含めて、あまりの飛距離と方向性の良さに「コース実践はどうなの!?」のためだけにラウンドしてきました。


■最新FW の進化、恐るべし!




僕がFW をコースでチェックする所は、

1.1W で打つ自信のない時のティーショットの「確実性」

2.ナイスショット時でない時の「方向性」

3.高さや球質をある程度打ち分けられる「操作性」

4.もちろん、基本性能としての「飛距離」


もちろん、ゴルファーがクラブを打つ訳ですから「自分でも使いこなせるのか?」も同様に確認します。コーステストなので1球勝負です。「TSi」フェアウエーメタルが火を吹きまくって、日本一飛ばないコーチ(?)の僕が、「ぶっ飛び」ナイスショット連発でした。シャフト交換した1W そっちのけで試しましたが(笑)、「TSi1」の軽快な振り心地と初速性能の高さ、「TSi2」の抜群の寛容性の高さと弾道の美しさ、「TSi3」の操作性の良さにビックリしました。どれを打っても飛ぶし、曲がらないし、で、どのモデルを購入するかで悩みを抱えて帰ってくることになってしまいました…


■FW は「入射角」を最適化して1W を得意にする



FW を選ぶ際、まずは18 度前後から試打することをお勧めしていますが、最新FW は高初速かつ高打ち出しモデルが多くなってきています。タイトリストの前モデルだったら、「僕のヘッドスピードじゃ3W は無理!」でしたが、今回の「TSi」フェアウエーメタルは別格。内部重心(軸線)深度に比べて、見た目以上に大きなFP(フェースプログレッション)の影響で、すくい打ちを予防し、入射角を最適にしてくれます。また、ソール形状も後方がせり上がっている(ソール角)ので抜けも抜群。また、慣性モーメント(MOI)も、特に上下左右のバランスが良いのでブレが非常に少なく、ミスヒット自体しにくいのが特長です。


今回のタイトリスト「TSi」フェアウエーメタルをはじめ最新FWには、UT 以上にボールを拾いやすくて、ドライバー並みの飛距離と直進性を備えた“大進化FW”がいくつか登場しています。「FW は苦手」なんて食わず嫌いする前に、1W を独りぼっちにさせないで下さい。そもそも1W が得意なゴルファーは、ほぼ間違いなく「FW が得意」ですから。


■アプローチでシャンクが出てしまう人に特効薬



今回はオマケです。コースでシャンクを予防する素振りを紹介します。やり方は極めて簡単。写真はボールを使っていますが、コースでは落ち葉や松ぼっくりなどの「ボールっぽい何か」でOK です。「打つ」と見せかけて、その内側をシュッと素振りした後に「そのまま」もう一回内側をシュッと素振りするだけ。


写真を見ると「な〜んだ」な素振りですが、シャンクのクセがある人にはとっても大変! そもそもシャンク(ネックショット)の主な原因は、カラダの動きもヘッドも無意識に「外側から被さってくる」動きで、ボールより前に膨らんでくるクセがあるからです。無限大「∞」を描くように、そのままフォロースルーからアドレスに戻ってくる時は、さらに大変なはずです。非常に窮屈に感じると思いますが、ショットする前にこの素振りをやっておくと、「貯金」効いて取り敢えずシャンクを防いでくれる応急処置にはなるはずです。KAZさん、もし良かったら試してみて下さい。


文・構成/猿場トール


■筒康博 さまざまなゴルフメディア&YouTube に登場。プロアマ問わず8万人以上にスイング&ギアのアドバイスを経験。インドアゴルフレンジKz亀戸店3F にギア&コーチング専門スタジオ「5DIMENSION GOLF」をオープン。さまざまな各種機器&データを駆使し、ゴルファーの「感性」をブラッシュアップする。

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