どーもです。ロマロの画期的なニューモデル「RAY V1」アイアンですが、昨日に引き続いての後編になります。同モデルはインナースクリューウエートを搭載および搭載しないことで3つのモードを楽しめる、恐らく現時点では唯一無二のアイアンです。昨日はスクリューウエートを搭載しない「中空」モードを紹介しましたが、今日は「チタン」「クロモリ」モードを紹介し、最後にまとめたいと思います。


まずは「チタン」モード。


持ってみた感覚ですが、ほんの気持ちですがヘッドが効いている感じかな。まあ、ウエート装着がわかっているから感じられているのかもしれません。ワッグルしてみても、「中空」モードとそれほど差はないけど、素振りしてみると、気持ちヘッドが効いているかなって感じ。


実際に打ってみると、打感は明らかに変わっていました。「中空」モードよりも確実にマイルド。芯がしっかりあるような打感かな。3球平均数値的には、それぞれほぼ変わりませんが、ドンピシャでそろっていた打ち出し方向が気持ちブレていました。正直ボクのスイングの問題が大きいと思います場が、「中空」モードよりもなぜかつかまりがいいようなイメージで、3球目はフォローでヘッドを右前に出してしまいました。その原理はわかりませんが、「中空」モードよりも若干つかまりが良くなっていたような気がします。


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】

HS37.8m/s、初速48.2m/s、打ち出し角18.5度、バックスピン量5258.3rpm、サイドスピン-669.8rpm、飛距離165.5y

【ベスト】

HS38.1m/s、初速48.6m/s、打ち出し角18.4度、バックスピン量5015.8rpm、サイドスピン-942.4rpm、飛距離167.9y


打感は、「中空」モードよりもよりマイルドですが、芯のある感じでした。音も気持ち低く、サスティンが短くなっていたような気がします。


弾道はこんな感じで


そのスカイトラックデータはこちら

弾道的には高弾道。見た目も、数値的にも「中空」モードとほぼ変わりません。スピン量ですが、理屈からいけば低重心化していると思われるので、気持ち減りますよね。実際は3球平均で14rpm、最大で312.9rpm減っていました。「中空」モードでは3球の最大&最小スピン量差は132.8rpmでしたが、「チタン」モードでは530.7rpmと増えていました。もちろんボクのスイングによるものが大きいと思いますが、「チタン」モードのほうがスピン量のバラケ幅が大きかったですね。スピン量は、総じて、少しですが減っていました。


出球傾向ですが、ボクのスイングでやや強めのドロー。つかまりがより良い感じで、「チタン」モードのほうがやや曲がり幅が大きくなっていたような気がします。


最後は「クロムモリ」モード。


持ってみた感覚ですが、ヘッドの存在感は「チタン」モードよりもわずかに強いですが、「中空」モードと比較すると、もう別モノ感じかな。ワッグルしてみてもヘッドの存在感は強く、素振りしてみても、個人的には好きな感じでした。


実際に打ってみると、もう打感がめっちゃ柔らかいですね。軟鉄鍛造って言われても分からないくらいマイルド。「中空」モードはもちろん、「チタン」モードよりもマイルドで、「インナースクリューウエートだけでこんなに打感が変わるんだ!」って思っちゃいました。でもですよ、なぜかがマジでわかないけど、「チタン」モードよりも、よりつかまる感じなんですよね…。しかも、結果的に飛距離が最も飛んでいないという事態にも、ちょっとビックリ。打感やヘッドの効き方はボク的には好みですが、好きだからといって結果が伴うとは限らないのがゴルフクラブの難しいところなのかもしれません。しかも、3モード中最も打ち出し方向がバラケているし! ボクレベルなので、一定のスイングができるかと言われればまず100%不可能ですが、ベストは尽くしたつもりなんですけどね。


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】

HS37.7m/s、初速48.0m/s、打ち出し角18.1度、バックスピン量5217.2rpm、サイドスピン-928.5rpm、飛距離164.7y

【ベスト】

HS38.2m/s、初速48.6m/s、打ち出し角18.0度、バックスピン量5487.1rpm、サイドスピン-869.4rpm、飛距離166.3y


打感はチョ~マイルド。3モード中最も柔らかい打感で、音は「チタン」モードよりもほんの気持ち低めだったかな。


弾道はこんな感じで


そのスカイトラックデータはこちら

弾道的には高弾道ですね。「チタン」モードとそれほど変わらない高さだと思いますが、重箱の隅をつつくようだけど、わずかに上がりやすくっていた感じもあったかな。スピン量は3球平均で見る限り3モード中最も低スピンでした。でも、ぶっちゃけ、ボクの打ち方もあるかなって感じで、これがクラブに性能によるものなのか、それもスイングによるものなのかは、ハッキリ言ってわかりません。なお、3球のスピン量高低差は471.6rpm。3モードでは最も差が大きくなっていました。


出球傾向は、ボクのスイングで強めのドロー。3モード中では、最もつかまりがいい感じです。ボクはその理由を理解できていませんけど…


今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS42m/s±2~3m/s辺りにオススメ。「RAY V1」シリーズのアイアンだけあって、それなりにシビアな部分もあると思いますが、球が上がりやすいという最低限の扱いやすさは確保されています。その上で、ボク的に最も良い弾道を得られたのが、「中空」モードでした。でも、フィーリング的には好みと全く違います。まあ、そんなものですよね(苦笑)。それにしても、なぜウエートを入れ替えただけでつかまりが変わるのでしょうか? これは、取材してこようと思います。男心をくすぐる魅力はあるけど、「チタン」「クロモリ」モード、いずれかのスクリューウエートモデルを購入したら、「敢えて別のスクリューウエートを買う人が果たしてどれくらいいるのかな…」なんて要らぬ心配をしてしまいました。

<ロマロ「RAY V1」アイアン>

■KAZ’ sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:9▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:【中空】7【チタン】8【クロモリ】▽ミスの許容度:9

■ヘッド:ボディ=軟鉄S20C、ウエートスクリュー=1.5g(チタン)3g(ステンレス)5&7g(タングステン)、インナースクリュー=4.5g(チタン)7g(クロムモリブデン鋼)

■シャフト(重量/トルク/調子):「NSPRO950GH」(S=98g/1.8/中調子)

■価格:6本(#5~PW)セット19 万8000円、単品(#3、#4)各1本3万3000円※ウエートスクリュー1.5g+インナースクリュー4.5gチタン装着。別売りウエートスクリュー1.5g&3g770円、5&7g各1650円、インナースクリュー4.5g、7g各2200円 ※価格は全て税込み