西脇まあく(大阪・興国高2年)が1オーバー73にこらえて、首位に立った。

 「コース設計者の言葉で、バーディーは取りにくいけどパーは取れるって書いてあったので、その通りだと思いました」という。2、4番でボギーが先行したが、5番でバーディーを取った後は16番までパーをセーブ。17番で8メートルのバーディーパットを残したが、同伴競技者のアプローチが「自分のラインとほぼ同じだったのでラッキーだった」と、2つ目のバーディーにつなげた。

 1月の沖縄予選からの進出。「時間があったので、試合にいくつか出て調整した」という。パットが得意で「このコースは外してもアプローチ、パットで拾えるので好きです」という。最終日も「狙って取れるコースじゃないので、我慢してチャンスを待ちたいです」と、無理せずに世界を目指す。