腰を痛めて2月から米ツアーを離れている石川遼(24=CASIO)が、福島・相馬市から招待された小学生15人にパターレッスンを開催した。

 米国に主戦場を移してからは初のレジェンド・チャリティープロアマ参加だった。打診は青木功・日本ゴルフツアー機構会長(73)のチエ夫人から。「自分のできる範囲なら、ぜひやらせてください」と快諾して実現し、1時間ほど交流した。

 子どもたちの目の前で実際にカップを切ってもらった後、伝えたのは「『ボールは低い方に転がります』とだけ。楽しく本能だけでやってもらえればと思っていたので」。レッスンの合間には著名人の部に出場していたビートたけしや舘ひろしが石川のもとを訪れるなど、注目度の高さは相変わらずだった。

 復帰のメドについて「まだ。残念ながら」と話したように、具体的なスケジュールは固まっていない。それでも、アイアンショットはほとんど問題なく、少し痛みを感じるというドライバーショットについても「自分の体の見通しとしては、あと1、2週間くらいかな」と、地道にステップを踏んでいる段階だ。

 見据えるのは、ただ試合に戻ることではない。あくまで勝つこと。「焦りがないと言うとうそになるかもしれません。でも、復帰して優勝することを思い描いているので、今までよりもっと強くなった形で、また試合で戦うことしか考えていません」。力強く、言い切った。