中学3年の平木亜莉奈(14)が、通算4アンダーで暫定3位に浮上した。

 1番パー5で3メートルのスライスライン、4番パー4でも8メートルのパットを沈め、いずれもバーディーを奪った。

 この日は雨が降る悪天候だったが3バーディー、ノーボギーの69。首位を独走する新垣とは6打差あるものの、初出場の将来性ある14歳が上位陣に食らいついた。平木は「雨は嫌いじゃないです。雨でもスコアは崩れないし、気になりませんでした」と笑顔を見せた。

 長野・御代田中に在学しているが、大会参加で学校を休むことが多いという。期末テストがある来月4日も世界ジュニアに出場するため、米・サンディエゴに出発予定。2年連続賞金女王のイ・ボミに憧れており「将来はプロゴルファーになって活躍したい。ずっと笑顔で、みんなに応援してもらえる選手になりたいです」と初々しく話した。