最終ラウンドが行われ、4位から出た23歳のパク・ソンヒョン(韓国)が6バーディー、1ボギーの67で回り通算11アンダー、277でメジャー初優勝を果たした。米ツアー初勝利で、賞金90万ドル(約1億80万円)を獲得した。

 韓国勢が上位を独占し、17歳でアマチュアのチェ・ヘジンが2打差の2位、通算7アンダーの3位に柳簫然とM・J・ハーが入った。首位スタートのフォン・シャンシャン(中国)は75で6アンダーの5位。

 野村敏京は77と乱れ通算2オーバーの33位。74だった宮里藍が4オーバーの41位、葭葉ルミは8オーバーの51位だった。

 ◆パク・ソンヒョン 「ここまで支えてくれた人たちに感謝したい。この大会で優勝したことがまだ信じられない。最後まで自分を信じて、落ち着いてプレーできた」。

 ◆野村敏京 「前半はいいショットが続いたがパットが入ってくれなかった。後半はアンラッキーな部分もあってボギーやダブルボギーもあり、大変だった。ゴルフ自体は悪くはない」。

 ◆宮里藍 「2番でバーディーが来ていい流れだったのに、やはりパットで苦戦した。ストレスのたまる4日間だったけれど、戦い終えてほっとしている。全米は手が届きそうで届かない試合だった。まだメジャーは残されている。もう少しパットが入ってくれれば上位にいける」。

 ◆葭葉ルミ 「全ホールでピンを狙って攻めた。ティーショットは自信になった。もっとショートゲームの技術を上げていきたい。また来年出場したい」。