男子ゴルフの全米オープンでメジャー初優勝を飾ったブルックス・ケプカ(27=米国)が18日、全英オープン(20日開幕、ロイヤルバークデールGC)に向けた公式会見に臨んだ。

 予選ラウンドは全米オープンで頂点を争った松山英樹(25=LEXUS)が同組。会見では最初の質問でペアリングについての感想を求められた。「ヒデキは素晴らしい選手だ。一緒に回れるのは楽しい。いいプレーをするのは分かっているし、それはこちらにも好影響をもたらす。今週もそうなればいいね」と歓迎した。

 メジャーは7大会連続で初優勝者が誕生している。自らも流れに続いたケプカは、今後についても言及している。「たくさんの若く、いい選手がいる。リッキー(ファウラー)、ジャスティン(トーマス)、ヒデキ…彼らはまだメジャータイトルを手にしていないが、いつかは勝つと思う。『if(もしも)』ではなく『when(いつ)』かという問題だ」と踏み込んだ。

 全米オープン覇者も確信する松山の可能性。この日は、今月上旬の欧州アマを制したアルフィー・プラント(25=英国)が松山との練習ラウンドを熱望して18ホールを一緒に回るという一幕もあった。日本が誇る怪物には、世界中から熱い視線が注がれている。