“キンクミ”こと金田久美子(27=スタンレー電気)が、6年ぶりのツアー優勝に向け好スタートを切った。

 6バーディー、3ボギーの69で回り、3アンダーで首位と2打差6位につけた。

 「10年くらい悩んでいた」というショットのスイングを改良。「(ドライバーを)上げるときに、頭が傾くクセがあった。それを指摘されて、ここ最近はショットが良くなってきた」という。

 さらにパターも好調だった6年前と同じタイプのものにし、グリップの握り方も変えたことで、復調の兆しが見えてきた。

 オシャレが大好きで、派手な外見とは対照的に、結果が出なかった日々は「ひたすら部屋に引きこもってゲームをしていた。その時はゴルフを忘れられるから」と明かし、かわいい笑顔を見せた。

 11年のフジサンケイレディスクラシック以来、ツアー2勝目へ「自分に自信を付けるためにも、3日間を通して、それなりにいいゴルフをしたいな…。優勝争いをしたい。でも、ベスト10にも(最近は)入れてないから…」と話していた。