日本男子初のメジャー制覇を狙う世界ランク3位の松山英樹は6バーディー、5ボギーの70で回り、1アンダーで首位と3打差の15位発進となった。

 トービヨン・オルセン(デンマーク)とケビン・キズナー(米国)が4アンダーでトップに並んだ。1打差の3位には6月の全米オープン覇者ブルックス・ケプカ、グレーソン・マリー、ゲーリー・ウッドランド、クリス・ストラウド、D・A・ポインツ(いずれも米国)が続いた。

 2アンダーの8位グループには同じコースで開催された12年ウェルズ・ファーゴ選手権でツアー初優勝を飾っているリッキー・ファウラー(米国)ら7人が並んだ。

 松山と同じ1アンダーグループには世界ランク1位ダスティン・ジョンソン(米国)、15年全米プロ覇者ジェーソン・デー(オーストラリア)、世界ランク6位ジョン・ラーム(スペイン)、前週ブリヂストン招待で松山と優勝を争ったザック・ジョンソン(米国)ら世界の強豪がひしめいた。

 谷原秀人、小平智はアダム・スコット(オーストラリア)らと並ぶイーブンパーの25位。池田勇太は、最年少生涯グラウンドスラムがかかるジョーダン・スピース(米国)、全米プロ2勝ロリー・マキロイ(英国)と並ぶ1オーバーの33位だった。

 マスターズ覇者セルヒオ・ガルシア(スペイン)は4オーバーの80位。メジャー通算100試合目の出場となったフィル・ミケルソン(米国)は8オーバーの127位。昨年大会優勝のジミー・ウォーカー(米国)は81と崩れ、10オーバーの144位と大きく出遅れ。