第1日が悪天候で中止となり、仕切り直しの第1ラウンドで、今大会で現役引退する宮里藍(32=サントリー)が5バーディー、2ボギーの3アンダー68でホールアウトした。終了時点での順位は4位だった。

 インスタートの10番で、グリーン手前のピンまで約10メートルの位置からチップインバーディーを決めて発進。11番も約8メートルのロングパットをねじ込んで、連続バーディーをマークするなど3バーディー。18番、後半の1番と連続ボギーをたたいたものの、3、7番でバーディーを奪って盛り返した。

 宮里は「18番は難しいのでボギーもありうるとホールだと考え、覚悟してプレーしていました。よく取り戻せたので、1日すごく良かったと思います」と手応えを口にした。

 特に第1日は中断するまでの6ホールで1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーと大きく崩れていたこともあり「天気が違うとコースの見え方も全然、違います。昨日の経験が生きたかな、という感じもします」と苦笑いで振り返っていた。