70歳の尾崎将司(セブン・ドリーマーズ・ラボラトリー)が3バーディー、2ボギーの70をマークし、年齢以下のスコアで回るエージシュートを達成した。13年4月のつるやオープン初日にレギュラーツアー史上初の快挙を成し遂げてから1625日ぶり2度目の偉業。通算3オーバーの99位で予選通過はならなかったが、力強いドライバーショットを連発。進退をかけたシーズンで確かな手応えをつかんだ。

 ▼日本 青木功は65歳だった07年日本シニアオープン最終日に65をマークするなど、シニアツアーで9度記録。今年のレジェンド・チャリティープロアマでは大会4度目のエージシュートを達成した。杉原輝雄は71歳で出場した08年関西プロゴールドシニアで、70、65と2日連続で達成して優勝するなど多数記録。中村寅吉は65歳の81年関東プロシニアで「65」を出した。

 ▼米国 米ツアーでは79年、クアッド・シティーズ・オープン第2日にサム・スニード(米国)が67歳で67を記録し、最終日も66をマークしたのが初。01年ボブ・ホープ・クラシックではアーノルド・パーマーが71歳で「71」を出したが、予選落ちしている。ツアー以外では全米プロ優勝経験もあるボブ・ハミルトン(米国)が75年に59歳で59を記録したのが史上最年少とされている。