世界ランク3位の松山英樹(25=LEXUS)は1イーグル、3バーディー、1ボギーの68で回り、通算6アンダーの138で8位となった。悪天候で約4時間の中断を挟むタフなラウンド。首位との差は1打開いたものの、今季初イーグルなどで順位を上げた。パット・ペレス(米国)が通算13アンダーで単独首位に浮上した。

 最終9番でのバーディー締めにも、松山の表情は険しかった。「思った通り打てていなくて感触は最悪。バーディーで終われたのは良かったが、プラスに捉えられない」。後半3番で今季初イーグルを奪ったが、続く4番で好機を逃し、5番はボギーとするなど乗り切れない。2位だった昨年の優勝スコアは通算23アンダー。「優勝するには20アンダー以上が必要。爆発すれば(届くかも)という感じだが、内容が伴っていないのでね」と威勢のいい言葉は出てこなかった。