今季2勝を挙げる畑岡奈紗(18=森ビル)が終盤に盛り返し、優勝圏内にカムバックした。

 4アンダーの3位で出ると、ボギーが先行し、一時は通算2アンダーまでスコアを落としたが「1つバーディーが来れば流れが変わる」と我慢を続け、14番で初バーディーを奪取。すると16番まで3連続バーディー、18番も5メートルのパットを沈めてバーディーフィニッシュし、首位と1打差の2位に浮上した。

 今大会で国内9戦目の畑岡が優勝すれば、宮里藍が持つ12試合目で3勝という最速記録を更新する。畑岡は「明日は距離感を合わせてバーディーパットをたくさん打てるようにしたい」と口にした。