男子ゴルフの三井住友VISA太平洋マスターズ(9日開幕、静岡・太平洋C御殿場C)のプロアマ戦が8日、同コースで行われた。

 4試合連続予選落ちを喫している石川遼(26=CASIO)は6日から発熱や頭痛、のどの痛みといった風邪の症状に悩まされ、インタビューをキャンセルした。国内男子ツアーはプロアマ戦を欠場、途中棄権した場合、本戦に出られないため、何とか“完走”した。

 報道陣には関係者にコメントを託す形で対応した。「薬を処方していただきましたが、まだ熱が下がっていないので、本調子とは言えません」と説明。過去2度の優勝を誇る大会に向け「体の開きを極力抑えることを意識して練習しています。完成度は40%程度ですが、徐々に良くなっていると思います。(大会)3勝目を目指して頑張りたいです」と意欲を示した。