石川遼(26)は4オーバーで84人中81位に沈み、国内ツアー自己ワーストを更新する5試合連続予選落ちの危機となった。

 石川が過去2度制したコースで大会自己ワースト「76」をたたいた。前日まで苦しんだ風邪の症状は回復傾向だが、フェアウエーキープ率21・43%(部門別81位)、パーオン率33・33%(同82位)とショットの安定感を欠いた。「優勝するためにどう攻めていこうかとか考えられる状態じゃないし、考える時期じゃない。葛藤はあるけど、これからの自分のゴルフ人生を考えると、今(時間をかけて)変えないといけない」。スタート前もホールアウト後も、みっちり打ち込んだ。