賞金ランキング1位の鈴木愛(23=セールスフォース)は1バーディー、3ボギーの74と振るわず、通算イーブンの27位だった。「良いショットをしても(ピンに)つかない、良いパッティングをしても入らない。フラストレーションがたまる1週間だったかなと思います。今週は私の週ではなかった」と表情を曇らせた。

 今大会での獲得賞金により、鈴木は次週の大王製紙エリエール・レディースで優勝し、かつ賞金ランク2位キム・ハヌル(28=韓国)が6位以下になれば、4年ぶりの日本人賞金女王が決まる。地元・香川の近くにある四国のエリエールGC松山(愛媛)で開催される次週に向け「コースは好きですし、四国の試合はいつも良い。来週がとっても大事にあるかなと思います」と前向きになった。

 一方のキム・ハヌルは69で回り、通算3アンダーの15位だった。鈴木とは約1136万円差あるものの「残り2試合で、賞金女王になれればいいかなと思います」と自然体だった。