男子ゴルフのダンロップ・フェニックス(16日開幕、宮崎・フェニックスCC)の予選ラウンド組み合わせが14日に発表された。

 2年ぶりの出場で最大の注目を集める世界ランク4位の松山英樹(25)は、宮里優作(37)尾崎将司(70)という歴代覇者3人のペアリング。特に尾崎将とは13年ダイヤモンド・カップ以来4年ぶりに同組でプレーすることになる。

 大会連覇を狙う世界ランク10位ブルックス・ケプカ(27=米国)は、前週優勝で国内ツアー賞金ランクトップの小平智(28)同ランク5位の今平周吾(25)と同組。そのケプカと1年前に激しい優勝争いを繰り広げ、現在賞金ランク4位の池田勇太(31)は片山晋呉(44)、そして動画サイトのトリックショットで有名となり、昨季米ツアーのRBCヘリテージで初優勝も飾った“ユーチューバー”ウェズリー・ブライアン(27=米国)との同組が決まった。

 昨季米ツアー2勝で新人王にも選出されたザンダー・ショーフリ(24=米国)は大堀裕次郎(25)星野陸也(21)、現在国内自己ワーストの5試合連続予選落ちを喫している石川遼(26)は稲森佑貴(23)中嶋常幸(63)と回る。

 14日の練習ラウンドで松山、石川とともにイン9ホールを回った中嶋は、松山と尾崎将の同組を聞いて「マジで!?」と驚きを隠せず、しばし絶句。「そうかあ…石川遼はオレで、松山英樹はジャンボ、じゃあケプカは青木(功)さんか?」と笑わせ、ケプカが小平らと回ると聞き「ケプカだけいい思いか…何かの陰謀か?」。ジョークで再び笑いを誘っていた。