切れ味抜群のショットで何度もチャンスをつくりながら、なかなか生かせなかった畑岡奈紗。9番で4メートルの上りのバーティーパットを沈めて勢いに乗った。

 後半は12番から3連続バーディーとスコアを伸ばした。間合いを早くするよう心がけたことで「球の転がりが良くなった」と言う。パットの微調整で単独首位に上がったが、浮かれた様子はない。「残り2日間が大事というのは分かっている」と、14位に入った昨年に続く最終予選会通過へ気を引き締めた。