日本ゴルフツアー機構は19日、都内で来季日程と開催要項の発表会見を行った。ツアーワールド・カップ中止によって1試合減の25試合、賞金総額は約8700万円減の35億775万円となる。国内最高額はISPSハンダ・マッチプレー選手権(埼玉)の2億3000万円(優勝5200万円)。

 青木功会長(75)は「(会長就任から)1年2年で簡単に(新規の)試合ができるほど、今の世の中は甘くない。下準備はしてきたつもり。(19年シーズン以降)反応もあると思うので、もうちょっとお待ち下さい」と話した。また、賞金シードは来季から上位65人に一本化し、15人に与えていた第2シードを廃止。15年から導入した「フォールシャッフル」も、ファンの分かりやすさを考慮して廃止する。17年11月から10年間、米ツアーとの提携に関する基本契約を結んだこともあわせて発表した。