日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)のルーキー・オブ・ザ・イヤー表彰式が21日、都内のホテルで行われた。

 40年ぶり2人目となる日本女子オープン連覇を果たすなど今季2勝を挙げた畑岡奈紗(18=森ビル)は、女子の森田遥(21)永井花奈(20)男子の任成宰(19=韓国)とともに登壇(川岸史果は欠席)。「一生に1度しかない賞なので、すごくうれしいです。(宮里藍や松山英樹といった)歴代の受賞者のビデオが流れていて、すごいトッププレーヤーの方々ばかり。私も長くトッププレーヤーとして戦える選手になりたいと思いました」と喜んだ。

 表彰式の前には契約を結ぶダンロップスポーツを訪れ、1年間のサポートに対する感謝を伝えた。「社員の方々とお話しして、すごく支えられていることを実感しています」。日本女子オープンでアマチュア優勝を飾った昨年のオフも表彰式などイベントに引っ張りだこだったが「今年の方が忙しいです」と笑う。それでも「今年、いろいろ失敗した経験を生かして頑張らないといけない」と米ツアー2年目の来季へ浮かれる様子はない。

 地元茨城で過ごす年末年始について「クリスマスの予定はないですが(年明けに)友達とディズニーランドに行くので、すごく楽しみ」と話す一方で「オフがかなり短いので、元旦から練習はしていかないといけない」。1月下旬の新シーズン開幕へ表情を引き締めていた。