日本プロゴルフ協会(PGA)は1日、都内で第一生命保険株式会社と社会貢献の包括連携協定を締結したことを発表した。PGAと第一生命は、<1>子どもの育成<2>スポーツ振興<3>健康増進<4>地域社会の活性化に向け、連携して取り組んでいく。

 PGAの倉本昌弘会長(62)は「我々はゴルフデビュープログラムというものをやっているが、残念ながらゴルフをやっていない人たちにアプローチできない。今回の協定の中で1番期待しているのは、ゴルフをやらない人たちを紹介していただくこと。その方たちに、いかにゴルフが素晴らしいか伝えていきたい」と期待を寄せた。全国に1300を越す営業所を持ち、4万人の生涯設計デザイナーが1000万件以上を対象にしている第一生命の稲垣精二社長は「長い健康寿命を保っていくためのソフトをPGAが提供してくれる。お互いの強みを生かせるコラボレーションで、両者だからこそできる新しい社会貢献活動を通じて、地域への貢献、責任を果たしていきたい」と抱負を語った。