初出場の小平智(28=Admiral)は1イーグル、1バーディー、4ボギーの72で回り、1オーバーで首位と8打差の39位だった。

 前半15番パー5では273ヤードを5番ウッドで2オンに成功し、9メートルを沈めてイーグルを奪取。後半はこの日最も難しいホールとなった7番パー3で1メートルにつけるバーディーを奪った。

 「(15番は)いいイーグルが取れて気持ちよかった。7番は5番アイアンでイメージ通り完璧なショットが打てた」。見せ場を作った一方、パー5の11番でボギー、7番のバーディー直後の8番でもボギーとした。「もったいないボギーが多すぎたし、バーディーの数が少なかった」と反省が口をついた。

 ティーショットを左の林に突っ込んだ8番は第2打で直接グリーンを狙うか最後まで迷ったが、キャディーの意見を参考にしてレイアップを選択した。はやる気持ちをグッとこらえて傷口を最小限にとどめ「1日3アンダーを目標にしていたので4打くらい悪い。明日はビッグスコアを目指したい」と巻き返しを誓った。