フィル・ミケルソン(米国)が、ジャスティン・トーマス(米国)とのプレーオフを制して13年全英オープン以来となるツアー通算43勝目を挙げた。47歳8カ月16日での優勝は世界選手権シリーズ最年長記録だった。

 2打差2位から出たミケルソンは7バーディー、2ボギーの66をマーク。最終18番パー4で第2打を放り込むイーグルを決めて先に通算16アンダーで終えていたトーマスとのプレーオフに突入した。17番パー3を使用する1ホール目でグリーンを外したトーマスに対し、ミケルソンは2パットでパー。第2打を寄せきれなかったトーマスのパーパットが外れ、勝敗が決した。

 1打差の3位にラファエル・カブレラベロ(スペイン)とティレル・ハットン(英国)。前年覇者の世界ランク1位ダスティン・ジョンソン(米国)は通算12アンダーでセルヒオ・ガルシア(スペイン)と並ぶ7位。単独首位から米ツアー初出場初優勝を狙ったシュバンカル・シャルマ(インド)は74とスコアを落とし、通算10アンダーの9位だった。

 世界ランク4位ジョーダン・スピース(米国)が通算8アンダーの14位。世界ランク3位ジョン・ラーム(スペイン)は通算6アンダーの20位だった。

 日本勢は池田勇太が連日のアンダーパーで回って通算イーブンパーの46位。小平智は通算4オーバーの54位、宮里優作は通算9オーバーの60位だった。