牛塚海斗(香川・香川西高2年)が湯原光(愛知・西成東部中2年)と2オーバー74で並んだが、カウントバックで18番をパーに収めた牛塚が、ボギーだった湯原を振り切ってトップで予選を通過した。

 「今日は攻めるところは攻め、守るところは守るゴルフができたと思います」と牛塚。インスタートの10番でいきなり1・5メートルを入れるバーディーでスタート。3オーバーで折り返したが、アウトでは強風でスコアメークに苦しむ選手が多い中で1アンダーをマークした。

 5番パー5では「風が吹いていたのでフルショットだと怖いと思って」と2打目でピンまで50ヤードに刻み、2メートルにつけてバーディーを奪うなど、風を意識した攻め方が功を奏した。

 270~280ヤードを飛ばすドライバーが得意。「西日本決勝大会(31日~4月1日、兵庫・大宝塚GC)では優勝して海外に行きたい。正確さをもっと磨く」と意欲を見せていた。