日本プロゴルフ協会(PGA)は22日、都内で社員総会を開き、任期満了による理事選任と会長選挙を行い、倉本昌弘会長(62)が再選した。2月6日の次期理事候補による打ち合わせで、倉本会長と新関善美理事(63)が立候補を表明していた。出席した代議員84人のうち、52票を獲得。30票の新関理事に競り勝った(残り2票は白票)。

 3期目に入る倉本会長は「4年で巻いた種がつぼみになりつつあるので、あと2年で花が咲くようにしたい。(メインスポンサーがなくなったPGA主催の)日本プロ、デビュープログラム、アカデミー、この3点をこの2年間で盤石にしたい」と抱負を口にした。

 任期は20年3月の社員総会まで。同年夏には東京五輪が開催されるが、倉本会長は「五輪前に任期が終わります。東京五輪の時には、新しい会長に引き継ぐことができれば」と話した。