国内女子ゴルフのフジサンケイ・レディスは20日、静岡・川奈ホテルGC富士コースで開幕する。

 今大会から470ヤード、パー5の5番ホールが距離そのままでパー4と、歴代2位のロングホールとなった。

 優勝争いのカギを握る難ホールの攻略に、昨年のドライビングディスタンス1位(260・7633)の葭葉ルミ(25=富士住建)は「今日はエッジまで130ヤード、ピンまで140ヤード。アゲンストの風でしたけど、そんなに難しい気はしなかった。グリーンが小さいし、風が抜けていくところなので、気を抜かずしっかりとしていきたい」と自信を見せた。

 同じ組で回るのは、飛ばし屋の渡辺彩香(24=大東建託)。こちらは「長いですね。今日で185ヤードくらい残ったので。あのホールはアゲンストのイメージがあるので、3日間のうち1日くらいはウッドで打つことになるかな」と、攻略法をイメージしていた。この2人に成田美寿々(25=オンワードホールディングス)が加わった、今季好調な3人の対決も見ものだ。