米ツアーのRBCヘリテージで優勝してから初のツアー出場となる小平智(28=Admiral)は4バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの73でスコアを落とし、通算3アンダーの207で首位と8打差の20位に後退した。

 1番からストレスのかかるパーパットをねじ込んだ。パー5の2番、グリーン右サイドのバンカーから第2打を反対側のバンカーに入れた4番と2ボギーが先行。そこから4つのバーディーを奪い返し、一時はトップに迫ったが、13番から連続ボギー。16番は左の林越えを狙ったドライバーショットがロストボールとなり、痛恨のダブルボギーをたたいた。「(16番は)木に乗ってしまうのは仕方ない。ボギーパットの集中力が足りなかった」と悔しがった。

 09年全米プロ覇者のY・E・ヤン(46=韓国)との同組。「世界で活躍している選手ですごいなという気持ちと、負けたくない気持ちがあった。回っていて感じるところがあった」。一方で予選ラウンドから3日連続同組の石川遼(26)には4打差をつけられ「完敗です」と苦笑した。

 日米をまたいでの2試合連続優勝は厳しくなってきたが「明日、ガンガンいきたい」と攻め抜くことを誓った。