昨季賞金女王の鈴木愛(24)が、大会2連覇を達成し、目標にしていた今季3勝目を早くも挙げた。

 賞金ランクでも2位以下を大きく突き放し、早くも7000万円に到達。2年連続の賞金女王へ、さらに加速した。

 一時は菊地絵理香に首位を譲る場面もあったため、鈴木は「今までで1番苦しかった。もう(優勝は)絶望的だと思っていたのを、逆転できた。流れが悪い中で、最後(18番)にバーディーが取れたので、初優勝と同じくらい忘れられない1勝になりました」と笑顔で語った。

 1年前の優勝も母の日で、今回も母の日に勝利。鈴木は「いつも早起きをしてもらって、おにぎりを作ってくれる。作ってもらっても、食べない日もあって、今日も食べていないんですけれど、恩返しがしたかった。いつも迷惑をかけているので、最高のプレゼントになったと思います。もっといいプレゼントも贈りたい」と話した。