女子ゴルフの青木瀬令奈(25=三和シヤッター工業)が異色の験担ぎで大会連覇を狙う。

 6月1~3日、新潟・長岡市のヨネックスCC(6422ヤード、パー72)で開催されるヨネックス・レディースに向け、5月31日にはプロアマ戦に参加。昨年はツアー初優勝を飾り、高校2年時にヨネックスの第1回ジュニア大会で優勝したコースでもあり「このコース、大会には深い思い入れ、思い出があります。『帰ってきたな』という感じ」と感慨に浸った。

 直近の出場2試合となるほけんの窓口レディース、リゾート・トラスト・レディースは、いずれも予選落ち。「1つ1つみると本当に調子が良いのですけれど、なぜか数字につながらない。毎週、初日が良くないので、何でかなと思いながらやっています」という青木がひそかに始めたのがゴミ拾い。

 「ゴルフ以外のところにあるんじゃないかと思ってゴミ拾いを。プレーしながら落ちているゴミを拾ったりしているのですが」と苦笑しながらも「もう少ししたら(数字に)つながるかな…」と験担ぎを続けながら、大会連覇を目指す意欲をみせていた。