14年大会覇者の松山英樹(26=LEXUS)が1イーグル、7バーディー、2ボギーの65で回り、7アンダーでアブラハム・アンサー(27=メキシコ)ホアキン・ニーマン(19=チリ)と並んで首位発進した。

 今季12試合目で第1ラウンドとしては、2月のフェニックス・オープンの「69」を上回るシーズンベスト。「今までは(感触が)悪くても結果がそれなりについてきてたけど、最近それがなかったので苦しかった。感触は良くないけど、結果は満足」とうなずいた。

 3バーディー先行から折り返しの10、11番で連続ボギー。圧巻は13番からの5ホールだった。4連続バーディーを奪って迎えた17番パー4。残り137ヤードからの第2打はピン手前でワンバウンドし、カップ横でもう1度弾むと、バックスピンでカップに消えた。

 大きく両手を広げて笑みを浮かべ、進藤大典キャディーと力強くハイタッチ。「昨日までの練習がめちゃくちゃだった。今朝いろいろ試行錯誤しながらやったら、後半うまくいった。タフなコースだけど、いいショット、いいパットが打てれば、こうやっていいスコアが出せるのが、あらためて分かった」。17番の鮮やかな1打は、米ツアーの「ショット・オブ・ザ・デー」にも選出された。

 5ホールで6打伸ばしたのは、今季米ツアーでも2番目の記録だった(5月のウェルズ・ファーゴ選手権第3ラウンドでピーター・ユーラインが5連続バーディーからイーグルを決めたのが今季最高)。米ツアーでは自身5度目の首位発進に「ちょっと余裕を持ってできるのは何カ月ぶり。でも、このコースなんで、気を抜いてるとすぐボギー、ダボ(ダブルボギー)ってくると思う。今日の後半みたいに気を引き締めて頑張りたい。日曜までいいプレーをしたい」。手綱を緩めることなく、大会2勝目へ突き進む。