プロ18年目の市原弘大(36=フリー)が、5打差を逆転して国内ツアー初勝利をメジャー初制覇で飾った。

 市原は、今大会にエースキャディーを投入した。臼井泰仁さん(33=会社員)だ。3度目の全英オープン出場を目指し、関西オープンで獲得賞金が400万円に達すると「ここで勝ったら滑り込みで行けるから」とこの大会のキャディーを頼んだ。

 10年ほど前からキャディーとして市原と組んでいたが、1年半ほど前に会社員に転職、有給を取って大会第2日からバックを担いだ臼井さんは「全英をねらっているからここに来た」という。期間中は、市原をリラックスさせることを心掛けた。

 2年前に全英オープンを戦ったコンビは、大きな夢を実現させた。「全英はできれば行きたいけど、仕事がどうなるか」と思案顔。そんな臼井さんは、市原を「永遠のゴルフ少年。楽しんでやっているところがいいですね」とうれしそうに見つめていた。